ブログの記事数の目安で、50記事、100記事とか言われるけど、実際達成すると何か変わるの?
ブログの記事数が50記事、100記事、200記事でどのくらい稼げるの?
と疑問に思っている方に向けて、実体験を踏まえ解説します。
結論から言うと、記事数はあまり関係なく、むしろ記事数だけに囚われすぎると成長できないということです。
いきなり論点がズレていますが、非常に重要だと思っているので最初に言っておきます。
では、私がパソコン関係のブログを1年運営して、250記事書いた実体験を元に、何が変わってくるのか。
記事数だけでなく、他に何を意識しないとダメなのかも含めて解説していきます。
・50記事、100記事、200記事と達成してきて、スキルや収益の変化について
・記事数も重要だが、本当に重要なのは、成長し続けること
目次
ブログ記事数の目安について
ブログを始めた初心者の方が良く目安にしているは、50記事、100記事、200記事だと思います。
私は、1年で約250記事書いて、スキルや収益がどのように変わってきたのか解説しようと思います。
ただし、収益については、その人の成長具合によって全然違うので、あくまで目安程度にしておいた方が良いです。
その前に、ブログを始める前の私の状況について少し書いておきます。
- 文章を書くことが得意ではない
- ライティングスキル、分析スキルなどの知識は全くなし。
- 過去にブログ運営をしたことがあるが、ほとんど3日坊主
こんな状況でした。
元々、
- Webマーケターとしての経験
- SNS集客できるほどのフォロワー数がいる
というような場合だと、少し話が変わってくるのですが、そういった知識は全く持っていない状態からのスタートでした。
ほとんどの方が、そういった知識はもなくブログ運営を始めると思います。
その場合は、私の状況と似ているので結構参考になるでしょう。
記事数:50記事
スキル :記事作成が慣れてきてスピードが上がった。
ブログ運営の基本的なことを分かってきた。
収益 :月1万円程度
あまり書くこと自体得意では無いのですが、50記事程度書くと、文章を書くのにもだいぶ慣れてきたという感じですね。
最初は、1記事に5~6時間ぐらい掛かっていましたが、今は、2~3時間で1記事というペースに上がりました。
また、キーワード選定、タイトル、見出しの書き方、内部リンクなどSEOに必要な最低限の知識が分かってきたところですね。
色々なツールを使って、キーワードの選定や書いた記事の順位の確認などができるようになりました。
収益は、月1万円程度ですね。
まだ、ブログを始めたばかりと言うことで、記事数も少なく、Googleに評価されるのが大体3カ月かかるということを踏まえれば、まだまだPV数も少なく、収益につながることは少ない感じでした。
ちなみに、Twitter等のSNSでの集客はなしです。
記事数:100記事
スキル :収益につながるライティングスキルが身に付いた。
読みやすいように、装飾や画像などを意識した。
収益 :月3~5万円程度
ブログ運営もだいぶ慣れてきて、さらなるステップアップのために、ライティングスキルを学習していきました。
どのように記事を書けば、成約に繋がるのか…という部分ですね。
学習方法としては、主に、
- ライティング、心理学などの書籍
- 実績の出されているブロガー、アフィリエイターさんから学ぶ
です。
書籍については、いくつか読んできましたが、その中でも役に立ったなというものを紹介しておきます。
人を操る禁断の文章術(メンタリストDaiGo)
10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方(バズ部)
このあたりから色々と学んだ上で、既存の記事をリライトしていきました。
実際に、アフィリエイトリンクのクリック率やコンバージョン率が上がったので、この書籍はおすすめです。
Kenさん
収益は、月3~5万円程度になり、徐々に増えてきたなという印象でした。
ライティングスキルが向上したと共に、始めの50記事以内の記事もGoogleからの評価が得られ、PV数も増加してきたためですね。
記事数:200記事
スキル :既存記事の分析・改善する方法が身に付いた。
収益 :月10万~15万円程度
200記事にもなると、記事を書くことについてはだいぶ慣れてきたので、既存記事の分析や改善にも力を入れ始めました。
作業としては、記事作成+分析、リライトとなりますね。
分析ツールは、主に
Google Search Console(無料)
⇒ Googleの検索結果(検索エンジンの表示回数、クリック数など)に関するデータを見ることができる。
Google Analytics(無料)
⇒ ブログに来たユーザーの人数やPV数、回遊率、年齢、性別の割合などが分かる。
Google Optimize(無料)
⇒ 広告リンクの色が”赤色の場合”, “青色の場合”など、複数のパターンを同時に試して、どれがクリック率が高いかなどを分析できるABテストツール
Rank Tracker(有料)
⇒ 順位を確認するツール
主にこれらのツールを使っており、分析・改善を”地道”に繰り返しています。
- 検索結果時に、表示はされるもののクリック率が悪い場合に、タイトルやディスクリプションを見直したり…
- 順位の低い記事、滞在時間の短い記事の改善のためリライトしたり…
- どういう内部リンク(テキストリンク、ブログカードなど)がクリック率が高く回遊率が上がるのか…
- どういう広告リンクのボタン(色、形、矢印の有無など)がクリック率が高いのか…
結構、面倒だな…と思われるかもしれませんが、この地道な改善の繰り返しは、収益を上げる上で必須となってくるので、記事作成に慣れてきたら徐々に勉強していくと良いと思います。
重要なのは”記事作成⇒学習・分析⇒次の記事に活かす”というサイクル
区切りとなる50記事、100記事、200記事で収益はどのくらいになるの?というのが気になると思いますが、記事数を積み上げれば、収益が上がるという訳ではありません。
上のスキル面を解説した通り、記事の作成の他にも
- ライティングスキルを学習
- 分析ツールの使い方を勉強して改善
ということが必要になってきます。
Twitterなどを見ていると、記事数だけを意識して、全然成果が出ていない方を見かけます。
おそらく、ライティングスキルの勉強や分析ツールの活用などを勉強して、改善していないためだと思います。
本当に、記事数だけを追求しているという感じですね。
冒頭の結論でも言ったように、記事数はあまり関係なく、むしろ記事数だけに囚われすぎると成長できないという部分ですね。
ブログ運営を始めたばっかりの頃であれば、ブログ全体の設定やデザイン、記事を書くことで精いっぱいになると思います。
しかし、記事作成に慣れてきたタイミングで、さらにスキルアップできるように勉強していく必要があります。
20記事で数十万の収益という成果を出される方もいるので、スキルアップの方面に注力せずに、記事数だけに囚われて更新し続けても、効率的に稼ぐことはできないでしょう。
重要なことは、記事数を増やすというよりも、
記事作成 ⇒ 学習・分析 ⇒ 次の記事に活かす というサイクルを回し続ける
と言うことですね。
PDCA的なやつですね。
では、記事数はどうでも良いの?と思われるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
記事数も収益を上げる上で重要です。
記事数を意識しなくていいという訳ではなく、スキル、分析・改善の必要性を理解した上で、記事数を積み上げていく必要があると言うことですね。
まとめ:記事数だけを見るのは危険!
ブログを始めたばかりの時は、50記事、100記事、200記事という区切りが良く話題になりますが、記事数だけを見るのは危険という解説をしました。
記事数も重要ですが、それよりも
記事作成 ⇒ 学習・分析 ⇒ 次の記事に活かす というサイクルを回し続ける
ということがより重要ですね。
これを理解した上で、スキルアップしつつ、記事数を積み上げていきましょう。
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